前編では、結婚式場見学の基本的な流れと準備についてご紹介しました。ここでは、実際に私たちが式場見学を体験した際のエピソードや、契約前に気をつけたほうが良いポイントについて詳しくお話しします。
実際の見学体験
私たちは、初めて式場を見学する際、大きく美しい建物や流れるBGM、そして数多くのスタッフに圧倒されながら説明を受けました。特に、チャペルの紹介で目を奪われたのは、壁面に使われた一枚のステンドグラス。これに魅了された妻は、王道のチャペルスタイルに心を奪われ、その場で「ここで決めたい!」と感じたそうです。1回の見学に4〜5時間かかり、体力的にも少しきつい印象を受けたものの、初回見学で私たちはすっかり納得し、見積もりを受け取った後、仮契約へと進むことにしました。その瞬間、希望の日程やお気に入りのチャペルで挙式を挙げられるという夢が、一気に現実味を帯びてきたのです。
見積もり時の注意ポイント
見学を終えた後、最も大切なステップは見積もりの確認です。ここで後悔しないために、以下のポイントを必ずチェックしてください。
• 見積もり額はそのまま受け取らない!
多くの場合、最初に提示される見積もりは、一番低いグレードで設定されていることが多いです。実際に必要なグレードとのギャップがあるため、追加で100万円ほどの費用がかかるケースも考え、余裕を持った予算設定が必要です。
• 料理のグレード
試食で確認した料理が見積もりに正確に反映されているか、また提供される料理の質に不安がないか、しっかりチェックしましょう。
• 卓の装飾
テーブルセッティングや装花、会場全体の雰囲気作りにもこだわりたいところ。どの程度の装飾が含まれているかを確認することが大切です。
• 引き出物の内容
何が贈られるのか、またそのグレードや内容についても、見積もりと実際のイメージに齟齬がないか確認しましょう。
• 飲み放題の内容
ドリンクの種類やサービス内容、回数制限など、細かい条件が設定されている場合もあります。自分たちのスタイルに合うか、事前に質問することをおすすめします。
• やりたいイベントの実施有無
二次会や特別な演出、フォトブースなど、希望するイベントがプランに組み込まれているか、しっかり確認しておきましょう。
• 割引の反映
キャンペーンや割引が適用されている場合、その条件や適用範囲についても詳細をチェック。後からの追加費用が発生しないよう、しっかり把握しておくことが重要です。
結びに
以上の体験や注意点をもとに、皆さんが結婚式場選びを進める際の参考にしていただければ幸いです。大切な一日を迎えるために、しっかりと情報収集と検討を重ね、後悔のない決断をしていただけるよう、私たちの体験が少しでもお役に立てればと思います。
皆さんの素敵な結婚式が実現することを心から願っています!